検索
 

2015年09月07日

散骨・合葬エピソード

omairi.jpg
あるご夫婦のお話しをお聞きしました。
短くてシンプルなんですがとても感動いたしました。

ご夫婦はご自分たちが亡くなったら散骨、もしくは合葬碑に埋葬してくれと考えていました。
夫婦の2人の子供は娘さんだったからです。

でもそれは娘さんたちに反対されました。

娘『お母さんはおばあちゃんたちのお骨を海に撒けるの?』
母『そんな!…私は自分の母親にそんなことできない』
母『!!!』

ここで気が付きますよね。
同じ気持です。
自分の事になると遠慮して迷惑かけたくないと思ってしまうのが現代のシニア世代。

海に散骨して、毎年、海に行って
手を合わせる人なんてほとんどいないのではないでしょうか?
散骨はただただ子孫に忘れ去られて行くだけです。

それよりも娘さんのほうで血は繋がっていくってるのです。
お孫さんの一人でも『お盆くらい俺(私)がお墓のお掃除してお参りするよ』と言ってくれたら
それであと何十年も大丈夫なんです。

夫婦はお墓を建てることにしました。もともとお墓参りする親戚のお墓の近くに。
子孫への指針になれるように。
お墓参りをすると心の浄化につながります。ご先祖様が守ってくれる。
そんな安心感を子孫に与えてあげられるように。

posted by 佐々木寛太郎 at 12:15 | 北海道 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | お墓の建てる時期 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック