
傾いたタワーとして有名なイタリアの「ピサの斜塔」。長い間に人々が上り続けているうちに、大理石でできた階段が摩耗しています。
1372年に完成してから640年以上が経過していますが、「階段のすり減り具合も斜塔ならでは」だと感心されていました。

面白いコメント
●おもしろいのは、塔の再建時にこの階段をひっくり返そうとしたんだ。裏側はまだ平らだろうと思ってね。そうすれば簡単な修復で済むはずだったんだが、最初の1つをひっくり返した時点で、裏側のほうが激しくすり減っていたことがわかったんだ。そう、何百年の間に同じことを思いついて、すでに実行に移されていたんだ、
↑自分はそれを枕でやってる。
引用元 ーらばQ 「ピサの斜塔は600年の間に階段もこんな変化を遂げた…」年月の力はすごいと驚かれていた写真よりー
以上のことを石を扱う石材店からみると
1 大理石はお墓で使う御影石よりも柔らかいのに600年以上前の建築物が建ってる。
2 長い年月人の足で磨かれた石に味わい深いものを感じる。(法隆寺を訪れた際も参道の張石や歩くところの石が滑らかに磨かれていた。よくわからないが何百万人の足の裏によって)
3 皆さんのお墓はもっと硬い石なので600年以上持ちますよ。奈良で800年前のお墓見てきました。北海道は歴史が浅いのでそれを見て石屋として感動しました。
当時の職人のノミの後がみれるのですから。
以上です。
佐々木寛太郎
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