ふとテレビのチャンネルを回していると目についたNHKで放送されていた
謎の古代ピラミッド〜発掘・メキシコ地下トンネル〜
メキシコの世界遺産テオティワカン。紀元前100年〜紀元650年頃まで、世界でもたぐいまれなる高度な石の文明を築きながら突然、消えた謎の文明。その謎の文明の一部が今年明かされようとしている。
NHKで放送されるピラミッドや古代遺跡物が大好きな私は引っ越し荷造り最中にも関わらず見入ってしまった。
なんでも2003年に偶然ピラミッドの前で穴が空いたらしい。そこには人工のトンネルが広がっており
メキシコの研究者は2009年から発掘調査を開始した。
そこで今回とても重要な発見、世界史的なスクープに対しNHKのカメラも初めて入った。
石像が6体発見された、同じ方向を向いて建っていたのではないかと推測されその石像の見つめる先から木棺が発見された。
テオティワカンでは高貴な人は火葬された可能性が高い。9月8日木箱の底から灰が見つかり、現在分析待ちだが『王』である可能性が高い。
つまり王墓を発見した可能性が高いのである。
さらにわかったこと地質調査でこの場所は地下水で満たされていたということ。
地下に湖のように水が広がっており、その中に王の墓が会ったのではないかとされている。
地下の湖は冥界を表しているという。
太陽が沈み 冥界(トンネル)を通り またピラミッドから太陽が復活するといった生と死の象徴だったのです。
発見のまとめ
1 装飾品や石像が見つかる
2 石像の見つめる先に木棺が発見され遺灰がでてきた
3 地下は地下水で満たされ冥界を表していた
まず石屋として考えたことは石ってやっぱりすごいなということ紀元前の建築物が今もなお健在。
どんなに立派なビルもコンクリートなどの人工物。2200年持ちますか?持たないでしょ?
どんなに文明が滅びても石だけは無くならないですね。
あとは当たり前ですけど死者を祀るということが行われていた。これは現代人も考えなおさなければ行けませんね。少数派ではあると思いますけど今はいかに簡単に葬儀を終わらせるか、散骨して終わらせるかといった
方が増えてるのは残念ですね。
古代の特に石に関するのが大好きです
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佐々木寛太郎