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2014年09月06日

遠藤周作『愛とは捨てないこと』を考察

愛とは捨てないこと.jpeg
遠藤周作さんの言葉
『愛とは捨てないこと』

どんなに見難く変わりはてて捨てないこと。それこそが誠の愛。
これは夫婦の愛 家族の愛で一番大事ですよね。

私は墓石屋なのでその観点から見てみると

●故人の遺言だからという理由で直葬、密葬するのは故人の供養、親族、友人関係を捨てること。

●故人の遺言だからという理由で散骨する人は捨てる人。故人の一部が収まる場で故人の想い出を語らい子孫に継承していくことを捨てたこと。

とは言え日本は散骨がブームのように言われてますが、実態はそうでもないです。

死ぬほど山が好きだった、死ぬほど海が好きだったという場合を除いては散骨はすべきではないでしょう。

ブームに乗っかって満足するのはほぼ数年です。あとは後悔。自分も散骨され誰からも忘れられるという恐怖だけが残ります。

ある刑務所の受刑者にアンケートを取ると9割がお墓参りをしたことがないというものでした。
親がご先祖様との関係を捨てた結果なのかもしれません。ご先祖様を意識しない人間ほど弱く悪に染まりやすいのでしょう。

『愛とは捨てないこと』
自分だけのためではなく子孫のためにもご先祖様を捨てないで・・・。

名言シリーズ
私は常に学んでいる お墓が私の卒業証書だ
『墓の下にいても、あなた達の役に立てる。これほどの嬉しいことがあるだろうか。』
posted by 佐々木寛太郎 at 11:55 | 北海道 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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