それと同時に私は『なんて素晴らしいものだろう』『これは日本の新習慣になってもいいのでは?』と強く感じた。

その理由の前にお盆玉とは?
・いわゆるお盆の時期8月12日〜16日の期間に孫などに渡すお小遣い
・お年玉みたいにポチ袋に入れる
・今年から郵便局でもお盆玉の袋の取り扱いを始める
・実は江戸時代に山形県の一部地域にあった習慣。当時はお金ではなく、衣服や下駄を渡していたが、昭和初期頃に子どもにお小遣いをおくる習慣になった。
ここでお盆玉の効果を考えてみた
1 まずは日本経済全体としてこのお盆玉が新習慣になれば、祖父母世代の眠っているお金が最も消費するであろう孫世代に流れる。日本経済も良くなるはず。
2 お盆玉欲しさに孫世代が祖父母の家に行きたがるようになる。飛行機やJR、レンタカー、観光地の活性化も促進。
ここからが個人的に一番期待していること
3 お盆玉目当てできた孫世代も、お盆に祖父母の家にきて、先祖のお墓参りに行く習慣を自然に身につけさせることができる。餌(お金)で釣るわけではないが子供のうちはこれでOK。お墓参り=良いことがあるの意識付けこれが大事なんです。
さらに『お盆玉はじいじ、ばあばからじゃなくご先祖様からだよ』
ここまで言える祖父母になってほしい。(切実)
これが言えるとすごくカッコいいと思います。泣く泣く大変だけど出してるなんて祖父母に言われたら、貰う孫世代もうんざりしてしまいます。
4 お盆のお墓参りで先祖に対する感謝の気持ちが孫世代に芽生える。自然と個人主体の考えから、先祖からのつながり、家族の絆を意識できる大人へと成長していく。
とある刑務所の受刑者の98%がお墓参りをしたことがないという事実があります。
それでもあなたは散骨にしますか?(ホラー風)このお話しはまた今度詳しくブログに書きます。

というように良いことがたくさんあるお盆玉が新習慣になりますように。
おじちゃん、おばあちゃんも孫がたくさんいると大変だろうけど、そこは未来への投資だと思ってお願いします。
お墓ディレクター
佐々木寛太郎