
命の連鎖 先祖の数
自分(1人)は両親(2人)から生まれました。
その両親は、それぞれそのまた両親(4人)から生まれました。
その両親は、更にそれぞれそのまた両親(8人)から生まれました。
これをずっと倍々計算して10代遡っていきますと
遡った10代目のところに、1,024人のご先祖様がいます。
この1,024人というのは、10代遡ったところ横一列にいる人数だけで、その一代手前には512人のご先祖様が別にいて、更にその一代前には256人のご先祖様が別にいます。つまり縦に累計していくと、もっとはるかに多いご先祖様(2,046人)が自分の上に乗っかっていることになります。
20代遡るとなんと200万人あまり、30代遡ると20億人、40代遡ると2兆人以上のご先祖様が上に乗っかっています。
話が大きくなりすぎて実感がわかないのは無理もありません。
しかし10代遡るといても、一代平均25年で、250年前。たかだか江戸の中期くらいです。
江戸時代に自分と同じ血が流れているのは1024人。自分の時代までの合計は2046人。
これ全部直系です

ここからが面白い。
そのうち一人でも子供を作る前に死んだり、子供ができないだけで、あなたは生まれていない!
すごいですよね!
それよりちょっと前、20代遡ると先祖の数100万人。自分の時代までの合計200万人を超えます。
これも同じように一人でも子供作る前に転んで死んでいたら、あなたは生まれていません。
この話でなにが言いたいのかというと現代人は
1 先祖を大事にしてない人が多すぎる
2 先祖は自分の曾祖父ちゃんくらいまでしか考えていない人が多い。
3 親がいたから生まれたとしか思っていない人が多い。
4 人類誕生から命の連鎖はつながっているという実感が無い。
ということでした。
お墓にしても先祖供養って実はすごい人数に対して行っているんです。
お骨が入ってる人だけにしてることではないんです。
みんなにありがとうを伝える場所なんです。
子供に命の大事さを伝えていくには一番の場所です。
日本人としての清らかな精神を育むことができます。
考えてみると
墓なんていらない。散骨でいい。納骨堂でそのうち合葬でいい。死んだら無。
という家と
お墓参りにちゃんと行こう。ご先祖様にありがとうを言おう。死んでからもご先祖様になって子孫を見守るからね。
と子供に伝えている家では
どちらが健全に子孫を繋いでいけるでしょう?
子供に迷惑かけないように・・・・が実は・・・一番子供や孫の将来、それより下の子孫の将来を考えていないということです。
まさに個の考えです。これだけの線で現代まで繋がってきたのに・・・・。
お墓をしっかり考えている家は幸せそうな家族が圧倒的に多く。
気持ちが健全さが見受けられます。
>山下りょうとくさん
>
>素晴らしいですね。ブログなどで紹介させてもらってよろしいですか?
別のブログでこちらの先祖の図を拝見し、いのちの繋がりを具体的に感じることができて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ぜひ多くの方にシェアしたく、転載先を探しておりましたところ、こちらに辿り着きました。
もしよかったら、展示会で先祖の図を貼らせていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。