すごく簡単に箇条書きで書くほうがわかりやすいのでそのように書きます。
旭川市の墓地の現状
昔は墓地が足らなくなれば造成していた。
(造成する度にその墓地はすぐに利用者でうまる)
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市民のためにモデル墓地(規格がそろっている墓石)も用意した
(用意されたモデル墓地はすぐにうまる)
このように日本人の風習としてお墓を建てる
建てたい人お墓参りをしたい人は一定以上います
しかし・・・
いつしか旭川市は墓地の造成を一切行わなくなりました。
(本当に新しい土地の造成は全くなし)
撤去した墓地用地を墓地申込者に割り振るだけになりました。
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お墓を建てたいと思う人の心を無視するかのように
申し込んでから1年半から2年かかりますという状況を造り出す。
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市民「お墓を建てる墓地がないのは困ります」
旭川市「民間の霊園や東神楽町の霊園がありますでしょ」という回答
(市営墓地と民間霊園や東神楽町の霊園とでは土地代がぜんぜん違う)
(旭川市 8千円〜1万3千円 民間霊園 30万〜40万 東神楽町 70万円全然違いますよね)
愛宕墓地という旭川市豊岡という住宅地にある古い墓地がりまして
愛宕墓地はもう何十年も新たな貸出をしてこなかった墓地でしたが
↓
地域住民の要望もあり何十年ぶりに公募しました所、
とりあえずの30区画の用地に応募人数が200人を超えました。
このように潜在的にお墓を建てたいという人も多くいるのに
長らく旭川市は解消しようともせず、現在にいたってました。
なぜか・・・予算を全く付けたくないからですね
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他の地方都市では当たり前にある旭川と名の付いた市営の霊園がない
でも
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そこにきて、旭川市は大金をかけて合葬式施設を建てるという西川市長の公約には
乗っかりました。
あたかも市民のためという感じもありますが、それ以前にお墓を建てたいと
思っていた人の気持ちにはずっと反応してこなかったのに・・・
いきなり合葬式施設です。8千万以上もかかるという噂
旭川市民のために新たな造成や旭川霊園をつくる話にはならないのですね。
真面目に働いて納税して亡くなった人にお墓を建てる土地は提供せず
合葬施設だけ提供するのが旭川市です。
合葬式施設は高齢者に優しいという旭川市のイメージアップになると考えてますが
実際に建設されると思わぬ副産物を生むと思います。
それは・・・
人口流出・・・お墓もない、先祖の遺骨も合葬したとなると、旭川市に帰ってくるという
選択肢は完全になくなります。若者に至っては故郷という概念もなくなり、旭川でただ生まれたというだけで
将来は旭川からでていくことが現実におこると思います。
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旭川市の人口はどんどん加速度的に少なくなるでしょう。
旭川市はわかっていません。今の旭川市を支えているのは真面目に働き、先祖を敬い、お墓を建てお参りしている人たちだということを・・・
それでも合葬墓がないとダメなのもわかります
実際は現在でもあるんですけど・・・
ではどんな人たちに必要か
1 生活保護受給者で希望の人のお骨
2 旭川刑務所受刑者のお骨
3 火葬場で受取拒否されたお骨
4 孤独死のお骨
5 身元不明・ホームレスのお骨
などなどです。
上記の人達は優先的に入れるでしょう。
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合葬されるということは他人と混ざり合うということを覚悟して置かなければならないということ
自分の先祖、親、兄弟を他人と混ぜるということ
安易に考えている人がいたら、オススメはできません。
もうよく考えてとしか言えません。
昨今の墓じまいというマスコミが作り出した言葉のブームに安易に乗らないでください。
実感はないかもしれませんがお墓参りから得るものは実はたくさんあるのです。
posted by 佐々木寛太郎 at 12:51
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