趣味がお墓参りとありましたのでWEB記事から抜粋させていただきました。
昨年10月からずっと続いておりました舞台公演が、ようやくひと区切りいたしまして、今は全国をトークショーなどで駆け回っております。
その間隙を縫って、先日、祖父となる十三世片岡仁左衛門のお墓にも手を合わせに行って参りました。
僕が今こうして歌舞伎役者でいられることは、父・片岡秀太郎がひと声掛けてくださらなければなかったことですし、その秀太郎さんのお父上、十三世仁左衛門が部屋子にしてくださらなかったら、以前の名前である片岡千代丸にも、ましてや現在の愛之助にもなれなかったわけですから、僕にとってはこの上ない恩人。その人のお墓なんです。
ですので、11年の東日本大震災のときも、東京にいた僕が真っ先に取った行動は、十三世のお墓が無事であるか見届けることでした。そして、あんなに強い揺れにも負けず、十三世のお墓は今と同じく堂々と凛と立っていて、僕が来るのを待っていてくださいました。
いくら感謝しても感謝しきれないというわけで、また手を合わせに行ったのですが、実はこの日は大切なご報告があって、お墓を詣でさせていただきました。
(一部省略)
あれから34年。その同じ京都南座で、同じ『勧進帳』で、今度はその富樫を僕が勤めさせていただきます。
これは、夢にも思わないことでした。早速十三世に報告し、お礼を言わないわけにはいかないと、お墓参りにやってきたというわけです。
恩ある人のお墓を詣でていると、心が洗われた気分になります。
お墓もきれいに清めて、気分もスッキリ。
また、今日から改めて頑張っていこうという気持ちになります。いろんな思いを込めて、1カ月間、富樫を勤めさせていただきます!
(参照 片岡愛之助の「人生は"であい"の連続だ!」第23回 趣味はお墓参りです)
とても素晴らしい方ですね!
一気にファンに成りました。
お墓参りとは恩人との心の会話ができる場所であり、自分を見つめなおす場所。
さらに明日への活力が生まれる場所でもありお墓はやっぱり最高ですね!