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2014年11月10日

アブ・シンベル神殿の移設方法が半端ない【パート1】

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またNHKで面白い番組が放送されてました。

全く知らなかったんですけど紀元前1200年前に造られたアブ・シンベル神殿は65年前に高台に移設されてたみたいです。

概要(ウィキペディア)
オリジナルは、砂岩でできた岩山を掘り進める形で作られた岩窟神殿。大神殿と小神殿からなる。建造主は新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世。大神殿は太陽神ラーを、小神殿はハトホル女神を祭神としている(小神殿は最愛の王妃ネフェルタリのために建造されたものでもある)。

1960年代、ナイル川にアスワン・ハイ・ダムの建設計画により、水没の危機にあったが、ユネスコによって、国際的な救済活動が行われた。1964年から1968年の間に、正確に分割されて、約60m上方、ナイル川から210m離れた丘へ、コンクリート製のドームを基盤とする形で移築された。

この神殿では、年に2回神殿の奥まで日の光が届き、神殿の奥の4体の像のうち、冥界神であるプタハを除いた3体を明るく照らすようになっており、観光客の目玉となっている。本来はラムセス2世の生まれた日(2月22日)と、王に即位した日(10月22日)にこの現象が起こるものであったが、移設によって日にちがずれてしまった。

その方法が凄まじい。
メモなどは取ってないので曖昧ですが
とにかく神殿や石像をバラバラに切り出して運び出し、移設先で組み立てるといったものでした。
すごい作業です。
しかも切断の方法が丸太を切るみたいな大きなのこぎりを人力で動かし切っていました。
500人が7ヶ月かけてのこぎりで石を切り出していました。
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番組はこれらの方法を再現検証してみようという番組でした。
続きは次回。
posted by 佐々木寛太郎 at 13:37 | 北海道 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年11月05日

石屋から見た NHK謎の古代ピラミッド 〜発掘・メキシコ地下トンネル〜

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ふとテレビのチャンネルを回していると目についたNHKで放送されていた
謎の古代ピラミッド〜発掘・メキシコ地下トンネル〜

メキシコの世界遺産テオティワカン。紀元前100年〜紀元650年頃まで、世界でもたぐいまれなる高度な石の文明を築きながら突然、消えた謎の文明。その謎の文明の一部が今年明かされようとしている。

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NHKで放送されるピラミッドや古代遺跡物が大好きな私は引っ越し荷造り最中にも関わらず見入ってしまった。

なんでも2003年に偶然ピラミッドの前で穴が空いたらしい。そこには人工のトンネルが広がっており
メキシコの研究者は2009年から発掘調査を開始した。


そこで今回とても重要な発見、世界史的なスクープに対しNHKのカメラも初めて入った。

石像が6体発見された、同じ方向を向いて建っていたのではないかと推測されその石像の見つめる先から木棺が発見された。
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テオティワカンでは高貴な人は火葬された可能性が高い。9月8日木箱の底から灰が見つかり、現在分析待ちだが『王』である可能性が高い。

つまり王墓を発見した可能性が高いのである。

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さらにわかったこと地質調査でこの場所は地下水で満たされていたということ。
地下に湖のように水が広がっており、その中に王の墓が会ったのではないかとされている。


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地下の湖は冥界を表しているという。
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太陽が沈み 冥界(トンネル)を通り またピラミッドから太陽が復活するといった生と死の象徴だったのです。

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発見のまとめ
1 装飾品や石像が見つかる
2 石像の見つめる先に木棺が発見され遺灰がでてきた
3 地下は地下水で満たされ冥界を表していた

まず石屋として考えたことは石ってやっぱりすごいなということ紀元前の建築物が今もなお健在。
どんなに立派なビルもコンクリートなどの人工物。2200年持ちますか?持たないでしょ?
どんなに文明が滅びても石だけは無くならないですね。

あとは当たり前ですけど死者を祀るということが行われていた。これは現代人も考えなおさなければ行けませんね。少数派ではあると思いますけど今はいかに簡単に葬儀を終わらせるか、散骨して終わらせるかといった
方が増えてるのは残念ですね。

古代の特に石に関するのが大好きです
過去の記事
■ロゼッタストーンから墓石の文字彫刻を考えた

■古代人は巨石をいかにして運んだか


佐々木寛太郎
posted by 佐々木寛太郎 at 16:18 | 北海道 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする